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高橋大輔選手のトリノに輝いた「道」。
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昨夜の夜中の2時から朝の7時まで5時間ずっと、
Jスポーツで世界フィギュアスケート選手権の男子シングルFSを観てました…
ライブ中継で観ていたので、夢のような結果が待ってるとは知らずに…
(続く)
もうなんか緊張してしまって眼もばっちり開いて全然眠くならないんですよね。
それでも、第三グループまでは
カナダとベルギーのふたりのケビン選手や、スウェーデンのシュルタイスが
いい演技をしてくれて、ほのぼの感激しながら観てたんですが。

最終グループになったら、1番手のアボは前半ガタガタだし、
こづが3Aを2回とも失敗してしまうというショックなことがおきるし、
ジュベとPチャンもベストとはいえないジャンプだったりと
プレッシャーと緊張でガチガチの演技ばかりが続いて
もうそんなのを観てるうちに心臓はばっくんばっくん。
最終滑走の高橋君の演技の時には台所に逃げ込んでしまいました。

それなのに。
高橋君曰く「プレッシャーも緊張もあまりなかった」という余裕すら感じさせながら
果敢に挑戦した4Fが両脚着氷で回転不足だった以外ほぼ見た目パーフェクト
(まあ3Lzは相変わらず「!」が付いてましたし3F-3Tも減点されてましたが)の演技。
あ?もう、こっちはアドレナリン出しまくってヘロヘロなのに
「楽しんで滑れました」なんてさらりと優勝を決めてくれちゃって。
本人、オリンピックの時は感極まってうるうるしてたのに、
今日はエヘッて晴れやかな笑顔で表彰台に立ってましたね?
それを観て、おめでとう!と思いつつ多少脱力してしまいましたが、
ワールドを涙無しで優勝できるなんて
ほんといつのまにかすごい選手になってしまったものです。

もともと、ワールドのずっと前から、
「道」という名プログラムをイタリアで存分に披露してくれることを願ってました。
「道」の振り付けは、イタリア人のカメレンゴ先生。
そして、フェリーニの名作映画「道」にインスパイアされた振り付けであり、
心に染みる楽曲はニノ・ロータ作曲の映画音楽。
イタリアの素敵なとこのエッセンスがぎゅっと詰ったプログラムであるだけに、
トリノで最高のかたちで披露できますようにと、祈ってたのです。

そして、「道」のステップの最後の部分。
あの振り付けは、カメレンゴ先生が"生きること"や"生きる力"を
訴えかけたもののような気がするのですが、
前十字靭帯断裂というスケート生命まで危ぶまれるような大怪我をして
そこから復活した高橋君が滑ることで、
彼の内からあふれ出る"再び滑れることの喜び"が振り付けと重なって
見る者がつい感動せずにはいられないようなプログラムとなっていると
このシーズンの間、ずっと思い続けていました。

それでも、復帰後のいくつもの試合で、
ひとつひとつ課題をクリアしながら完成型を目指していながらも、
リハビリ後の体で、なかなかパーフェクトな「道」には到達できていなくて。

だからこそ、いっそSPで少しだけミスって、優勝争いと関係ない順位で
プレッシャーなくのびのびとFSを決めてくれ、なんてことも思ってたのです。
ノーミスの、ただただ心を揺さぶり続けるような「道」を極めてほしくて。
(でも、SPのみやけん振り付けの「eye」も名プログラムなんですよね。
こちらは日本人振り付け、日本人coba作曲の和製タンゴということで、
これもまた、ヨーロッパの人に完璧な演技で観てもらいたいと思ってました)

で、結果、ほぼクリーンの「eye」も、完成型に迫った「道」も、優勝も。
どれも実現してみせてくれた高橋選手は、
もうとっくに私なんぞの想像するスケールを遥かに超えてたんですね。
こうなると観てる側はもっと贅沢になって、
感動という点では、フィンランディア杯やカナダ杯、全日本、
そしてオリンピックの時のほうが、じ?んときたかな、なんて…
ぎりぎりの限界を超えようとする姿に人は感動するものなのだとしたら、
今回はちょっと気持ちの余裕がありすぎだったかも。

なんて、世界選手権を優勝したのに注文をつけるなんて我儘にもほどがありますが。
思えばトリノ五輪での最終滑走やイエテボリ・ワールドでの失敗を糧にして、
そして何よりあの大怪我を克服したことで
精神的にひとまわりもふたまわりも成長した今日の姿があるのでしょうね。
氷の上以外ではあんなにヘラヘラしてるのに、
4回転を回避しないってことでは頑としててこでもブレない上に
「もっといい演技ができる、もっと完璧なジャンプができる」って。
そう言い切る高橋君の姿に、私のほうが、ただただ口をぽかんと開けてしまってます。

やっぱり、ちゃんと言いますね、dai、優勝おめでとう。
素晴らしい演技を本当にありがとう。
03/26 | フィギュアスケート
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